D2 クリニックと自分の内側
クリニックに行ってきました。
いつもと同じように、薬と注射のスケジュールを決めました。
が、院長先生から
「次、何かできないかというと、体外ということになるんですが、
どうされます?」
とのお言葉が。
はい?!?!
前、ステップアップはしないとお伝えしませんでしたっけ?
しかも、人工授精すっとばして、体外ですか?
いよっ、さすがアラフォー
なので、旦那さんが自分で出せない旨を再度お伝えし、
改めてステップアップはしない方向で確認。
先生「次に何かあるかっていうと、人工授精や体外なんですけど、自分で出せないなら無理ですからねえ」
ですよねー 知ってます
なので、ちょっとびっくりはしましたが、無事スケジュール決まりました。
やはりこの歳で、これだけ続けば、普通に考えれば体外なのかなぁ。
わかってたつもりだけどね。
二日目の今日は、ずいぶんきついです。しんどい~
ここからは自分にとっても意外なことに気づいたので、覚え書き的に。
昨夜のことなんですが。
自分は、流産したことに対して案外ドライなんだな、と思ってきた。
1度目はさすがに泣き崩れたけど、2度目は冷静だったし、一度しか泣かなかったように思う。
それが、ふとしたことで「ああやっぱり、傷ついてるんだな、私」と思ったのが、
ドラマの「コウノドリ」を見れないことに気づいたこと。
たまたま予告を見たけど、自然と拒否していた。
ものすごく評判がよいことは知ってるし、作品自体はすばらしいものなんだろうと思う。
でも、自分は見られない。
妊娠とか、出産とか、そこに至るまでのいろいろな経緯とか、
とにかく見ようという気持ちが全く起こらなかった。
どんなにすばらしい作品でも、現場の当事者の声に基づいて、取材して綿密に作り上げたものであっても、
フィクションである限り、
「だれかが作ったもの」である限り、
受け入れられないんだろうな、私は。
流産してなければ、そんなことはなかったんだろうなと思う。
本当にあるかもしれないくらいの、リアリティのある物語として、
出産を実際に経験した立場で感情移入して、素直に感動していたかもしれない。
でも、今の私は、
どうしても受け入れられないのだ。
別に、妊娠出産に関する全てのことを、そう感じるわけじゃない。
芸能人の妊娠出産のニュースは別に気にならないし、
夕方の番組で、その日産まれた赤ちゃんと家族を紹介するコーナーは、微笑ましく見ている。
なぜコウノドリだけ。
よく分かんないけど、ここまではっきり受け入れられないな、というものは初めてといってもいいので、自分でも意外。
という話でした。
まとまりもオチもなくて、すみません。